まったりセツナの偽島&その他ネトゲ日記。
本人脱力系なので、脱力して読んでください。
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さて!皆様チキレの方はいかがでしたでしょうか?
私は結構負けてます。 そして私の記事が発端で思わぬ波紋が。 2重合成について、カシューさんからご指摘を頂きました。 >>合成強度:470+144+47=661 結果合成強度:381 >>381÷661=0.5763993 >上記のように出していますが、正確には >144+47=191 装備合成予測強度:144 >144/191=0.7539 >144+470=614 装備合成予測強度:386 >386/614=0.6286 >って順番にやってるだけなので、別に1更新でまとめても強度で損したりしてるわけではないですよー うがぁぁぁぁぁぁぁぁ(滝汗) やっべぇ、強度によって係数変わってくるの忘れてたよ! (合成強度が低いと、比較的高い係数で合成が出来るのです。) まぁ0.75は個人的に行き過ぎかなとか思いますが、不可能な数字ではないんですよね。 うさ☆ブログさんのスクリプトで出した値だし、間違いはないと思います。 カシューさん、ご指摘ありがとうございましたっ! そして文章書きの皆様に朗報。 『Heat of Battle』 バトル描写をカッコ良く書こう!というイベントのようです。 最近文章イベントなかったから個人的には参加したいところ。 ひっそり主催者様にお願いして、 期間を65更新→65更新~66更新に延長して頂きました。 文化祭があったので、本当に助かりますです。<(_ _)> それでは更新中にハロウィン日記を格納しておきましょう。 ~Girl's side in halloween party ~
そこは、言葉で表せない位煌びやかな場所だった。 「さて皆様、お待たせ致しました。パーティー開催です!」 イベンターらしき女性の一言で、皆乾杯の杯を挙げる。 パーティー間近になってどっと衣装部屋に人が傾れ込み、 あっという間に仮装して出ていってしまった。 おかげでこちらは、誰がどうだか分からないまま現在に至る。 そういえば碧の姿が見当たらない。 アイツにお菓子を取りに行くと言ってあったはずなのに、 お菓子を確保した後振り返っても、碧の姿はなかった。 まぁどこかに居るのだろう。大体子供じゃないんだし。 私は碧はとりあえず放っておいて、パーティーを楽しむことにした。 幽霊達のダンスが、ひらひらと広間を舞う。 その間をすり抜けるように進んでいく。思った以上に衣装が重い。 インパクト勝負で道化師のようなリアルな仮面を仮装に選んだのが間違いだったか。 気がつかないうちに、会場の端まで追いやられてしまった。 「なかなかに面白そうな事をやってるからね、ちょいと混ぜて貰うよ。くくっくくく……」 聞こえた声の先に振り向くと、そこには褪せた灰色の髪に三白眼、痩身に襤褸を纏った老婆がいた。 雑多な薬品や装身具を並べているが、はっきり言ってかなり怪しい。 「……おっと、もう刻限かい。まったく不自由な身の上だよ。 あたしと入れ違いにやって来る娘がいるハズだ。出会ったら誰かこの包みを渡しとくれ」 老婆はそう言って私に紙で包まれた包みを渡した。それを反射的に受け取る。 私が包みに気を取られている間に、老婆は溶けるように姿を消してしまった。 私が呆気にとられていると、 今度はメデューサの仮装をした少女くらいの体躯が駆け込んできた。 「わ、もうすっかり盛り上がってるみたいね。 ……この辺り、アタシの前に誰が居たのかしら。なんだか懐かしい匂いがする……」 懐かしい匂いとはどのようなものを指すのだろうか。 私はふとそう考えたが、意味がないのですぐにやめた。 老婆の言っていた娘とは、おそらくこの娘だろう。理由はないが何故か確信はあった。 「あのね、貴女に預かりものよ。」 私はおもむろにメデューサの少女に老婆からの包みを渡した。 状況が飲み込めないのだろうか、相手は首をかしげている。 「大事なものなんじゃないの?さっきまで近くにいたお婆さんから貰ったのよ。」 少女はとっさに身をすくめたが、とりあえず頼まれた荷物も渡したし、 私は一方的に言い放った後、また歩みを進めた。 途中、飾り付けられた動く人形とか、 サイコロを握りつぶしたジェイソンとかを眺めながら歩みを進めると、窓辺までついてしまった。 仕方ないので外の景色に目を落とす。 外には赤いランプを照らしたツートンカラーのパトカーが何台も止まっていた。 「ちょっ……ドコの犯罪現場よココはっ!!」 思わず素で突っ込む私。すると隣にいたサルが窓から外に出ようとしていた。 「やはり顔を隠していても体から滲み出る高貴なオーラは隠せないと言う事ですキャ?」 ハンチング帽にサングラスやマスク、極めつけにカボチャで作ったと思われる前隠しを腰からぶら下げている。 はっきり断言しよう。これを犯罪者と言わずして何と言おうか。 「人気者は大変ですキャ~。でも拉致されるのは御免キャ!」 自分が犯罪者認定されていると全く気付いていないサルは、 手慣れた仕草で窓を開け、上に登っていった。 とりあえずサルは見なかった事にして、今度は広間の入り口の方へ歩いていった。 すると、仮装を施した少女がドアを開けて駆け込んできた。 「うわっ!もう始まっているじゃないっ!!髪に時間かけている場合じゃなかったよ。」 私は聞いた事のある声に目を大きくした。 少女の息が吐かれると同時に紫色の髪が上下する。彼岸花の簪が少し揺れた。 私は仮面をつけたまま、少女のもとへ向かっていく。 「クアドリ、お久しぶり。随分力いれて仮装したんじゃない?」 わざと仮面を取る事なく、相手の反応を窺う。 「その声は……ナコ、だよね?ちょっと凝ってみようと思ったらこれだよ。」 案外簡単に中身がバレてしまったのは少々残念だったが、 クアドリの余裕のなさを考えるとこれで良かったのかもしれない。 「お菓子あげようか?」 「あー、一応私も貰ったんだけど……まぁせっかくだし受け取っておくわ。」 クアドリは振り乱された髪を適当に整えて、私の掌にあるお菓子を取り頬張る。 「ん……旨い。そういやこのパーティー、いつ終わるんだろうね?」 「分かんないなぁ。早朝には片付けるとは思うけど。」 「じゃあもうすぐ12時だから……そろそろフィナーレか。」 クアドリの言葉を聞いて、私はある童話を思い出した。 夜12時になったら解けてしまう魔法。仮初のドレスを纏った、美しい少女。 まさかここは夜12時で消えてしまうなんて事はないだろうけど、 時間は少しずつ、しかし確実に終焉への時を刻んでいる。 「……クアドリ、踊ろうか?」 「へ?踊るって何で?」 「パーティーの終わりはキャンプファイヤーを囲んでジェンカを踊るって決まってんのよ。」 「いやキャンプファイヤーって、ここ室内だし……まぁいいか。」 垂れ下がる髪をかきあげると、クアドリは私の手を取った。 そしてたどたどしく二人でワルツを踊りはじめる。 「……ジェンカじゃなかったの?」 「踊り方忘れたのよ……っていうか、女同士って不毛よね。男の子同士なら良かったんだけど。」 「時々わかんないわー、ナコの趣味が。」 豪奢な道化師と幽玄な妖怪少女は、会場の音楽に合わせてステップを踏む。 私はふと入口に視線を移し――そこで女の人の影が横切ったのを見た。 珊瑚色のみつあみが、妙に眼に焼きついた。 「うぐっ……!ちょっとナコ、足踏んでる足っ!!」 「クアドリごめん!ちょっと席外してくるっ!!」 私は一方的にクアドリの体を離すと、そのまま出口の方へと向かって行った。 ★★★ 私は自分の仮面を剥ぎ取り、女性の影を探す。 隣の衣装部屋を思い切り開けてみたものの、全くここは誰もいなかった。 どうしてこんなに気になるのか、正直分からない。 だが私は彼女に会っている――そんな気がしてならなかった。 あの珊瑚色の髪を私は覚えている。忘れる筈がない。 少し前、私は『彼女』の記憶を疑似体験し――そこで見たのだ。 『彼女』――アナーニャは、生前珊瑚色の髪の毛だったのを。 けれど『彼女』はもう死んだ筈であり、意識は今私の中で眠ってる……はずだ。 ――じゃああの女の人は、誰? 廊下を駆け抜けていくと、先に登り階段を見つけた。 誰も入ったことはないらしく、埃にまみれている。 階段の踊場に月の光が差し込み、そこに立ち止っている女性を淡く照らしていた。 「……貴女、誰よ?」 「私ですか?前にも申しました通り、イベント主催者から依頼された管理人ですわ。」 女性は微笑んでいるように見えた。ただ、そこに憂いを感じるのは気のせいだろうか。 「じゃあ質問を変えるわ。貴女の名前は?」 「それはお答えしかねます。」 女性の声は落ち着いているものだった。 その優しい音色を、私は確かに知っている。 「じゃあ私が答えてあげる。……貴女の名前は『アナーニャ』、そうね?」 「……。」 女性は黙ったまま踊場からさらに上へと進んでいく。 「アナーニャ……私は……私は、絶対貴女を超えてみせるから!運命なんかに、負けたりしない!!」 私は上に向かって思い切り叫んだ。 「……そうね。貴女の成長を、私は見守っていくよ。」 女性はしばし足を止め、ぽつりとそう呟いた。 -------------------------------------------------------- ※今回パーティー参加者である方々をお借りしました。 トーキチロー・エテ(1041)様 リュシカ・イグナーレフ(1667)様 ヴァルデシェ=クアドリ(2112)様 あとパーティーに参加してくださった方々、皆様に感謝を。 PR |
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プロフィール
HN:
桜庭撫子(980/前期872)
性別:
女性
職業:
女子高生
趣味:
BL漁りと(猟奇的)料理
自己紹介:
通称:ナコ様。
京都の伊勢丹でオウミ氏PLと2時間弱で作った、最強ツンデレ女王。
設定が腐女子ですが、PLはBLをあまり知りません。
よって、サブキャラ西宮碧とのツンデレが主なネタ。
まだまだナコ様は成長しきっていませんが、
どうぞ暖かい目で見てやってくださいませ。<(_ _)>
京都の伊勢丹でオウミ氏PLと2時間弱で作った、最強ツンデレ女王。
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