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  まったりセツナの偽島&その他ネトゲ日記。 本人脱力系なので、脱力して読んでください。
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はじめての島到着の日の日記。
ダラダラ長いのは何なので、続きのクリックでお読みください。<(_ _)>
ちょっと伏線張っていたり。つぶやき部分も掲載しております。

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それは、一通の手紙からはじまった。


変わりばえのない学校の帰り道。
フードを深く被った怪しいお兄さん(耳心地のいいあの声は、絶対イケメンのはず!)に
「貴女の後ろに女戦士の魂が見える」なんてコナをかけられ、
勿論無視って帰路についた矢先のことだった。


『これは日々退屈を感じている諸君への招待状――』


怪しい勧誘の次は不幸の手紙か。厄日か、今日は。
だが至ってこの言葉は私の現実を突いている。勉強、お稽古、駅前のマック、下世話な噂話、人がゴミのような生活・・・・・・
花の乙女15歳、私にだって潤いは欲しい。そこで私は決断した。
パパ、ママ、ごめん!絶対お土産買ってくるからね!!

それから先の事は朧でしか覚えていない。
地下4階にある船着場、手紙を検める仮面の男、突然の嵐、海の泡、落ちる、落ちる・・・・・・
――気がついたら、私は浜辺にうちあげられていた。
顔を上げると顔面に見えるは、でっかい手裏剣のような石の歯車・・・・・・じゃない、歯車のような石の手裏剣。


オブジェ!?それともモダンアート!?ていうか、なんで刺さってるの!?


そんな私の頭の中に、たおやかな女の声が流れてきた。


『私達は・・・いつも、一緒・・・・・・私を解放して・・・・・・お母様――』


私は子供なんて産んだ覚えはない!!
などと叫ぶ前に、その手裏剣めいたものを手に取っていた。
重厚感ありながら意外としっくりと手になじむ。自分の身長ほどあるそれを、私は地面から抜き上げた。


その時に、私は確かに男のうめき声を聞いたのだ。


★★★


それは、一通の手紙からはじまった。


変わりばえのない学校の帰り道。
スキンヘッドに銀色のターバン、ハート型ラメを全身に散りばめたおじさんに
「アナタ可愛いわぁ、ウチの店にいらっしゃいよ。」などコナをかけられ、
無論逃亡して帰路についた矢先のことだった。


『これは日々退屈を感じている諸君への招待状――』


怪しい勧誘の次は不幸の手紙・・・・・・厄日なんだろうか、今日は。
だが至ってこの言葉は僕の現実を突いている。勉強、下校、駅前の塾、また勉強、自分がゴミのような生活・・・・・・
思春期盛りの15歳、僕にだって自由は欲しい。そこで僕は決断した。
お父さん、お母さん、すいません。親不孝をお許しください。

それから先の事は朧でしか覚えていない。
地下4階にある船着場、手紙を検める仮面の男、突然の嵐、海の泡、落ちる、落ちる・・・・・・
――気がついたら、僕は浜辺にうちあげられていた。
顔を上げると顔面に見えるは、身長ほどある巨大な手裏剣を担いだ少女の姿。


……女の子?どうしてここに?というか、何故手裏剣を担いでいるの?!


彼女は僕を見下ろしたまま、じっと一点を見つめていた。


――なんて、綺麗な瞳――。


赤みがかった彼女のブラッドアイに吸い込まれるように、僕は呆然と見上げていた。


その時に、僕は確かに彼女の心地よい声を聞いたのだ。


★★★


こうして私達は出会ってしまった。
これは偶然なのか必然なのか――それは、神のみぞ知る。


まぁ、まずは案内人を見つけないとね。アイツに任せようっと。


★★★



ナコ「(手裏剣を担いだまま、つかつかと歩み寄る)」

碧「『ドキドキ……彼女と目が合っちゃった……これが、運命の出会い?』」

ナコ「(上からびしっと指さして)あんた、受よね?

碧「はぁ!?う、受ってなんですか?!」

ナコ「襲われる方のコト。あんた絶対総受よ!」

碧「いやだから、襲われるって……」

ナコ「(まじまじと顔をながめて)ふむふむ、顔はまぁ可愛いよね。いい素材だわぁ、彼氏いるの?」

碧「なんで男に彼氏が出来るの!?僕、男だよ?」

ナコ「男だから聞いているのよ。どう?恋人いるのいないの??」

碧「……いません……

ナコ「じゃあ探しに行こうよ!きっとあの手紙を受け取った他の男もいるはずよ!!」

碧「(立ち上がって)手紙?キミも、あの手紙を受け取ったのか!?」

ナコ「(聞いてない)それにしても何処なのここは……私、一人は嫌いなのよね……」

碧「一人じゃないよ!僕が――」

ナコ「あんたは視 姦 材 料。それとも何?ケンカとか強いの?」

碧「……ケンカなんてやった事ありません……

ナコ「(ため息をついて)――まぁいいわ。連れてってあげる。」

碧「!?(大きく目を見開いてナコを見つめる)」

ナコ「(視線を斜め45度に逸らしつつ)べ、べつに寂しいわけじゃないわよ?!アンタ、華奢だし、守らなきゃっていうか、放置してたら犯罪っていうか……って守りたいわけでもない!ボランティアだからねっ!!」

碧「『何?!この可愛い子は……まるで……』」

ナコ「いい気になるんじゃないわよ!ホラさっさと歩く!!来るの?!来ないの!?」

碧「(満面の笑みで)……うん!行くよ!!」


ナコ「あ、そうそう、適当に案内人とか見つけてね?特に、萌 え る 人とか。」

碧「『萌えって……』とにかく、そのあたりを探してみるよ!(言ったがまま、走り去る)」

ナコ「(髪をいじりながら)萌えなきゃ意味ないんだけどな〜……。」

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プロフィール
HN:
桜庭撫子(980/前期872)
性別:
女性
職業:
女子高生
趣味:
BL漁りと(猟奇的)料理
自己紹介:
通称:ナコ様。

京都の伊勢丹でオウミ氏PLと2時間弱で作った、最強ツンデレ女王。
設定が腐女子ですが、PLはBLをあまり知りません。
よって、サブキャラ西宮碧とのツンデレが主なネタ。
まだまだナコ様は成長しきっていませんが、
どうぞ暖かい目で見てやってくださいませ。<(_ _)>
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