まったりセツナの偽島&その他ネトゲ日記。
本人脱力系なので、脱力して読んでください。
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まずはこれを言わなければなりますまい。
ごめんなさい。(平伏) 本当はね、今回ダンスマラソン予想大会の結果を集計したかったんだ。 打ち上げチャットにも顔を出したかったんだ。 偽島とは関係ないけどpixivファンタジアの絵も描きたかったんだ。 でもリアルがGW中寝込んでたんだよ畜生!! (滝涙) 一日中微熱が続くので思わず豚インフルエンザを疑いましたが、 うちの豚肉はちゃんと加熱してますよ奥さん!! 取引などの関係各所にてお詫び参りをしてまいります。 ミルコロさんやエックスさん、 ご協力頂くニラ子さんには本当に申し訳なく思っております。 そこでまずはダンスマラソン予想大会の速報をば。 詳細は後に花見宴会ページにて記載させて頂きます。 ●ダンスマラソン勝者:ENo.1613 萩 梨乃さん(総合1位) (ダンス1位はENo.1315 10さんですが今回は総合を見ることに致しました。) ●第82更新回においての皆様の予想 ビス様:ユウさん→ディーンさんに変更 クインス様:ディーンさん→ユウさんに変更 くろとルナ様:エックスさん エリオ様:アリーネさん→レイさんに変更 エックス様:勿論ご自身エックス様 クルーシェ様:桜花さん ファナ様:アリーネさん クアドリ様:10さん 桜庭撫子:エドゾーさん→ユウさんに変更 以上となります。今回変更のない方はそのままにしてあります。 うん、見事にみんな外したね!! というわけで…… 参加者全員で抽選になります! ごめんなさい、私の不手際で抽選は83更新回にさせてください。 よって届くのは次々回(84更新回)になります。 ちなみに参加者全員はこちらのリストに載っている方々となります。 酒宴に参加頂いていて叫んでいない方、本当に申し訳ない!!(汗) ……すいません、こんないい加減な主催者で……。 ってなわけで、今回の日記は末席にでも。 ~桜庭撫子:安らぎ~
遺跡外の取引とかは、オッサンと碧にほぼ丸投げしておいた。 いつもは私が陣頭指揮を取ったりするもんなんだけど、 今は到底そんな事をする余裕がない。 そして、束の間の休息と思われた遺跡外の時間はあっという間に流れて、 私達は無言のまま再び遺跡に入った。 パーティーを組むように勧められたけれどそれも断った。 とにかく一人になりたかった。 腫れものに触れるように扱われるのが嫌だった。 特に碧は事情を知ってる分、私に対して気を使っている。 その事実がたまらなく私の自尊心に傷をつけた。 そんなどうしようもない感情を抱えながら、私は一面に広がる草原を歩いてゆく。 ★★ ――こんなに無口だったのは、私の人生初なのではないか。 そんな阿呆な事を考えながら、私は空を見上げる。 穏やかに輝く太陽。暖かな日差しは眩しく緑を照らす。 この光景を見る限り、ここが遺跡の地下2階だとは到底思えない。 あの時から私は、ずっと下ばかり見ていた。 彼に背を向けて数日、日の光を実感したのは久方ぶりだった。 とっくに踏ん切りはつけたと思っていたが、 私の心は思った以上に傷つくように出来ているらしい。 思いっきりフラれた。それはもう見事に。 舞い上がっていた私が馬鹿だと言えばそれまでだが、 自分の想いが相手の重荷になっていた事実は私を締め付けた。 それくらい、私は盲目だった。 自分の勝手さに腹が立った。自分自身を抉ってやりたいと思った。 何度か武器に手が伸びそうになるが、 その度武器に埋められている紅と蒼の玉が私にこう囁く。 ――これ以上、彼を苦しめるの……?―― どこか懐かしいその声に、私は手を止める。 確かにここで私が自分自身に武器を振りおろしたとしても、 周りに迷惑をかけるだけだ。 碧にも、オッサンにも、ハミ先生にも……あの人にも。 やりきれない想いが、胸を焦がす。 私の瞳から何度目かの雫が零れ落ちた。 思わず私は腕をこすり涙を拭いた。これも何回目だろうか。 するとふいに、彼の声が頭をよぎった。 『……あぁそんなにこすっちゃあ駄目だ、目に悪い。』 優しさに満ちた声。もう二度と、聞けないであろう声。 もう二度と、恐らく永遠に―― そう思うと、胸の奥が強く握り潰された。 助けて、誰か、助けて――! 「自分の思う通りにやればいい。走って足掻いてそれでも駄目なら、一緒に泣こう。」 ふいに懐かしい声が聞こえる。私はとっさに声が聞こえた方向へ振り向いた。 そこには―― 枝一杯に花を咲かせた、大きな枝垂れ桜が風に揺れていた。 ★★★ これは何かの幻影だろうか。 私は目の前の光景に目を奪われながらも、信じられずにいた。 先ほどまでここには一面の草原しかなかった筈だ。 こんな巨木、あったら気がつかないわけはない。 「何驚いているのさ、言ったろう?一緒に泣いてやるって。」 木の根元に、女の人が立っていた。私は目を大きく見開く。 結われた珊瑚色の髪が枝と同じくそよ風に靡いた。緋色の眼が少し緩む。 「……アナーニャ!!」 そう叫んだ時にはもう彼女の元へ駆け出していた。 ★★ 私はアナーニャの胸を借りて声をあげ泣いた。 時が経つのなんて全く気にすることもなく。ただただ自分の中に溜まった膿を吐き出すように。 ひとしきり泣いた後、私は止まらない涙を手の平ですくった。 「それにしてもアナーニャ、貴女が何故ここに?」 そうだ。アナーニャは元来私の躰の中で眠っている。 魂だけの存在なので肉体は無いはずだし、私の目の前に現れることも不可能なはずだ。 「ふふ……神様の悪戯って奴だろうかね。 ここの島の住人が花見をするからって、手伝いのために仮初の命を与えられたんだよ。」 ……何なのだろうか、このなんとも言えない遣りきれない感は。 「アンタが複雑な顔をするのも分からないではないけどね、 いいじゃないか。そのお陰で――」 少し考えて、アナーニャは口を綻ばせた。 「アンタと一緒に泣くって約束を、果たすことが出来た。」 私は左の眼からまた雫が零れていくのを感じた。 「この枝垂れ桜はね、異次元に作られた花見会場への入り口さ。 ナコ、アンタもおいで。綺麗なものは魂を洗い流してくれるから。 心を休めることも必要だよ。」 アナーニャがすっと私に向かって手を伸ばす。 私は少し口の端に笑みを乗せて、その手を握り返した。 しばしの間の、安らぎを求めて――。 ---------------------------------------------------- 【Peace of Mind】参加中!ちょっと危ういと思うけど!! PR |
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プロフィール
HN:
桜庭撫子(980/前期872)
性別:
女性
職業:
女子高生
趣味:
BL漁りと(猟奇的)料理
自己紹介:
通称:ナコ様。
京都の伊勢丹でオウミ氏PLと2時間弱で作った、最強ツンデレ女王。
設定が腐女子ですが、PLはBLをあまり知りません。
よって、サブキャラ西宮碧とのツンデレが主なネタ。
まだまだナコ様は成長しきっていませんが、
どうぞ暖かい目で見てやってくださいませ。<(_ _)>
京都の伊勢丹でオウミ氏PLと2時間弱で作った、最強ツンデレ女王。
設定が腐女子ですが、PLはBLをあまり知りません。
よって、サブキャラ西宮碧とのツンデレが主なネタ。
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