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  まったりセツナの偽島&その他ネトゲ日記。 本人脱力系なので、脱力して読んでください。
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●お知らせ:花見宴会会場ページにてイベントロゴの配布を開始しました。
       また、アイコンも種類増えてます。
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さて、いつもはここでネタの一つも披露するのが
いつもの私の始め方なのですが、
今回は純粋に交渉事なので真面目に行こうと思います。

次回(80更新回)に遺跡外に出ます。
ですので、私達PTの提供できるものと、
逆に私達が欲しいものをあらかじめ書いておきますね。
いや遺跡外オンラインは大変だよまじで!


【次回こちらから出す事が出来るもの】
ENo872(桜庭撫子)
・合成69(次回70・強制合成50)*2
・強制合成50*1
・料理18*2

ENo1259(ジェラルド・ハーミット)
・衣装24(魅力:1703、器用:456)
・薬品付加33(次回・次々回で訓練*16)
・合成獣37

ENo1917(オウミ・イタドリ)
・付加58or59*3
・大傘29(敏捷:1988+訓練*1、 器用:760)
・暗器10 (敏捷:1988+訓練*1、 器用:760)

【次回狙って手に入れたいもの】
・武器80↑(重鎧用)*1
・格闘作製付き武器枠*1
・白魔法石*2
・稲*1
・強度20↑で防具24・武器29で付加のつかない素材
・武器強化34↑
・高級装飾24↑

【もしあったら欲しいもの】
・神器*2
・魔衣*1
・重鎧*1
・衣装42↑
・兎耳*1
・薬品作製15↑*1
・白魔法石*1
・剛雑草か草色石


……言いたいことは分かってる。贅沢だ。そうだろう?
しかし逼迫してんですようちのPT。特に男衆
希望がどれだけ通るか分かりませんが、
「引き受けていいよ!」という心優しい方は私宛にでもお知らせくださいませ。

尚、合成枠に関しましては、
選考方式で対価は基本的に
強度20↑で防具24・武器29で付加のつかない素材」で募集しようと思います。
物質枯渇な状況なので、1枠につき素材2つとさせてください。
ただし、白魔法石もしくは稲に関しましては1つにつき1枠即決とさせて頂きます。

……なんかね、シビアなのは申し訳ない。
その代わりお仕事はきっちりさせて頂こうと思います。
次回遺跡外に出られる方、どうぞよろしくお願い致します。(ぺこり)

カシューさんが次回遺跡外……だと……?
 武器枠一つ欲しいぃぃ!突撃してもいいかしらん。


では畳んだ先は偽島ifの日記でも。

偽島if~現代編~




――それはある日の島でのこと。


地下3階を探索していた私達は、かつてない程のピンチを迎えていた。
どんどん増えていくネズミどもの数々。
増える前に斬ってしまえば良かったのだが、
ナコが何故か神器と格闘武器を持ちかえ忘れるという信じられないミスを犯したため
ネズミの尻に敷かれるという屈辱的な状態になっていた。

私がいながら、何たる失態……。

失いゆく意識の中で、私の耳にある言葉が吹き込んできた。


『愚かなる咎人よ、しばしの時、面白いものを見せてやろう。』


聞き覚えは、ある。だが誰だか思い出せないままに、『私』の意識は薄れて行った。


★★★


気が付くと私は建物の中に立っていた。

緑色のタイルの床に、全体的に白い壁で覆われた建物。何もかも四角で区切られた空間。
ここは一体、どこなのだろう。

「アナーニャ先生!」

思わず私は振りむいた。
ナコと同じ服を着た、年格好も同じような少女が私に近づいてくる。

「今日の調理実習なんですけど……お米は3合持ってきてればいいんですよね?」

おこめ……?
いや米のことは知っている。私が住んでいた世界にも、米はあった。
しかし調理実習とは何のことだろうか?

「ごめんなさい、あの、調理実習って……?」
「何言ってるんですか、今日は炊き込みご飯を作るんだって、
 アナーニャ先生言ってたじゃないですか。家庭科の授業で。」

――授業!?先生?!
私は目を見開いた。
今、私はナコの体の中に居るはずだ。
ナコは『女子高生』という職業の学生だった筈……私の記憶違いだろうか。
いやしかし。

「あの……ね、私、桜庭撫子って言うんだけど……。」

おずおずと様子を伺ってみる。お世辞にもナコらしいとは言えないが。

「変な冗談言わないでくださいよっ。
 ナコならさっき、私から辞書借りていきましたよ。あの娘、隣のクラスだから。」

……?
おかしい。何がおかしいって、ナコと『私』が別別に居るところが。
じゃあ今居るこの体は、誰?

「さ、桜庭さんは別のクラスなのね……。
 それで貴女には、私が誰に見えるの?」
「だーかーらー、アナーニャ先生じゃないですか。
 何とぼけているんですか?新手のネタですか?
 なんだか知らないけど、お米の件は友達に聞いてみます。じゃあ!」

そう言って少女は立ち去ってしまった。


タイルの道をコツコツと歩きながら、私は考える。

私が本名――『アナーニャ』と呼ばれたのは何年ぶりだろうか。
私の躰はとっくに朽ちて、魂さえも別世界に転移した筈なのに。
でもあの娘は、さっきはっきりと私の名を呼んだ。

ふと顔を上げると、鏡のおいてある部屋が見えた。どうやらトイレらしい。
とりあえず状況を確認してみよう。この躰は誰のものなのか――

その鏡に映った自分を見て、私はしばし時を止めた。

鏡の向こうには、かつて命を落とす前の自分が目を見開いていた。
珊瑚色の髪、血のように紅い瞳――ただ少し耳の形が人間のそれになっている気もするが。
まごうことなく、死ぬ前の『私』、である。
流石に服はこの時代に添ったように変えられているが。


どうやら転生してしまったらしい、そっくりそのまま昔の私が。


どういうからくりかは知らないが、とりあえずここは流れに任せることにした。

★★

私は家庭科の教師らしいが、昔やっていた食堂経営のノウハウが生きたのか、
生徒たちには順調に説明することができた。
皆で作った炊き込みご飯も大層美味しかった。まぁちゃんと作れば食べられる筈なのだが。

ナコのあの致命的な料理のセンスの無さはどこから来たのだろう。
まがりなりにも『私に添って』作られたのならば、料理のセンスもこれくらいは在る筈なのだけれど。

――もしかして。

私はある思考が引っかかった。
『ナコ』はもしかして、完全に私の器などではなく、別の――

その時だった。
私のすぐ横を、何か鋭いものが突き刺したのは。

「咎人よ、考えるな。」

声は上から降ってきた。大きな影が、私の視界を遮る。
白い大きな羽根を湛えた、盲目の使徒。そして――私を殺した、張本人。

「アース神族の犬が、何故この世界に居る?」

私は気配を配った。
正直武器もないこの状況で勝てるとは思えないが、混沌竜を出せば突き放すことは可能かもしれない。

「フン、貴様に与えたのはたかが幻よ。
 ここで殺したとて意味はなし。ほら、そろそろ世界が歪み始めた……」

盲目の使徒は、その言葉を残して目の前からすっと消えた。
それとともに、私にも大きな眩暈が襲いかかる。
そして世界の端が、少しずつ揺らぎはじめた――。


★★★


『私』が目を覚ました時には、あのネズミどももどこかに消えていた。
たかがネズミぶぜいに負けたとあっては私の名折れだが、
負けてしまったのは仕方ない。

――『彼女』にも悪いことしたなぁ。

自分が倒れたという自覚はない。だから、その時は『彼女』が戦っていたのだろう。
どうしてもヘカトンケイルを極めたくて格闘武器を持った結果がこの様とは情けない。
ただ、今まで妙な夢を見ていたような気がするけれど……。

「ナコちゃん大丈夫?オウミさんから食糧もらってたけど。」

碧が心配そうに駆けつけるが、傷の前に食糧とは空気を読まないのにも程がある。

「ちょっと待ちなさい、すぐ行くから。」

そう言って私は、体に散らばった砂粒を払い落した。



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【偽島if~現代編~】参加中!

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プロフィール
HN:
桜庭撫子(980/前期872)
性別:
女性
職業:
女子高生
趣味:
BL漁りと(猟奇的)料理
自己紹介:
通称:ナコ様。

京都の伊勢丹でオウミ氏PLと2時間弱で作った、最強ツンデレ女王。
設定が腐女子ですが、PLはBLをあまり知りません。
よって、サブキャラ西宮碧とのツンデレが主なネタ。
まだまだナコ様は成長しきっていませんが、
どうぞ暖かい目で見てやってくださいませ。<(_ _)>
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