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  まったりセツナの偽島&その他ネトゲ日記。 本人脱力系なので、脱力して読んでください。
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ブログを久しぶりに再開。
まぁ実生活では「小説か?」と思われる程の変化があったのですが、
とりあえずここでは触れない方向でいきます。


んで、なぜいきなしブログを再開したかというと、
文章コミュ参加の方々のブログを拝見してて、
マインドスナッチ(1516)様の全コメより、私の所で

「BLOGに保管しておいて欲しい。」(エコーかけてみる)

という有難いお言葉をいただいたのでこれは収納しておこうかと。


いや全コメって本当に有難いですね。
フェンネル様(600)の全コメもそりゃあ有難かったです。


皆さん、人を褒めるコツを心得てますな。


ハイそこ、見習えとか言わない。
こんな高尚な事が出来りゃあコミュマスター様に迷惑かけてません。(駄目フラグ1)
全コメの所に『タイトル:不明』なんて書かれてません。(駄目フラグ2)
というわけで、更新かからない内に格納しておきます。

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〜文章コミュ主催:神音 遙様に捧ぐ冬日記〜(寧ろネタで御免なさい編)




目を開けると、そこには一面の雪景色が広がっていた。
銀色の瀑布はただ広く、ひやりとした風が、ただ頬を撫でる――


「ちょっと待って、いくらなんでもこれはないでしょう?!」
「何でしょうかナ?沙羅にゃん。」
長い髪をツインテールに結った、巫女風の装束の少女がにっこりと笑いかける。
「『何でしょうかナ?』じゃないわよ!何で気がついたら雪に埋もれているの?!」
「ああ、それはですナ。アタクシが季節の先取りをしたかったからであります。
 かまくらの中で正座してカキ氷を貪り食う、これぞ冬のソナタ!醍醐味なのであります!!
「拳握り締めて言うんじゃないわよ!そうじゃなくて、雪原に行くのならこう、
 行くまでに何か描写とか、苦難を乗り越えて、とかあるでしょう?!
 秋晴れを歩いていた私達が突然雪の中なんて、読者に優しくないわよ!?」
沙羅と呼ばれた少女は、髪をかき上げため息をついた。

「あーこういうのはオフレコにしておくのが温情だとは思うのでありますが、
 コレを書いている中の人が、

 『血湧き肉踊る冒険譚を語るには、自分には身に余りすぎる』

 と喀血してたのさね。今にも腹を切りそうな勢いだったので取りあえず止めたザマス。」

「どこまでも人に迷惑かける……ネタならいろいろあったでしょ?ホラ、『脱衣』とか。」
「『脱衣』はもう卒業したのだとあれほど言ってるのに……
 まぁこれも書いている中の人が島後発組、新人のペーペーなので知らない、という事実がありますナ。
 アタシの和風清純さを生かして、『かまくらで雪三昧』という題材になったと。」
「遙が、清純さ?」
「そう、アタシが、清純さ。ちゃんとランキングに載っておりますゾ?」
遙と呼ばれたツインテールの少女は、そう言ってぺたんと雪の上に座り込んだ。
と、同時に二人の少女の上からどさりと大量の雪が落ちてきた。


「……早く、かき氷作ってくれる?」


静かな澄んだ声が、ぴしゃりとそう言い放つ。
そうは言っても、二人は雪の中に埋もれているのだが。

「おお!舞にゃん!かまくらは出来たでありますか!?」
雪の中をするりと抜け出た遙が、舞と呼んだ少女に声をかける。もう一人はまだ埋もれているようだが。
そう遙は、霊体だった。体に雪を残すことなく、舞の前に立ってみせる。
「ええ、貴女達が無駄口を叩いていた間に。」
舞はそう言って後ろを指差した。
そこにはこんもりと、丁度3人入れるか位のかまくらが出来上がっていた。
「では早速、茣蓙を敷いて雪祭り大会であります!」
遙は器用にも何十カラットはありそうな氷を持ちあげ、喜々としてかまくらに入っていった。
「『祭り』に『大会』って……。それはいいにしても、沙羅はどうするのかしら?」
舞は呆れた様子で、後に続いていく。
沙羅は――暫く放置されていたが、やがてペット達が助け出した。



「さぁ、皆のもの!心してカキ氷を貪り食うのさね!!」
「嫌よ(嫌です)。」
遙のかまくらの中での第一声は、二人の否決によってあっさりと両断された。
「どうしてこのくそ寒いのに、カキ氷なわけよ?大体かまくらにはコタツでしょう?」
「または炭火を持ってきて餅焼きかしら。」
沙羅はガタガタ震えながらも、筵の上の正座に耐えていた。
「ね、ねぇ、舞……その魔法瓶の中のお茶、私にも分けてくれない……?」
「備えあれば憂いなし。用意してなかったのが悪いのよ。」
そんな沙羅には目もくれず、自家製の湯飲みのなかにお茶を注ぐ舞。

「どうして二人にはこの『寒い所で寒いもの』という風情が分からないのですかナ?
 氷だってホレ、絶対零度の氷山の中から取り出した……」
「嘘をつけ。」

今度こそ、沙羅と舞の言葉が重なった。
「二人ともノリが悪いであります。ちょっと色をつけて話すのが粋というもの……」
「それを一般には詐称と言うのよ。」
お茶をすすりながら、舞が釘を刺した。

「……ねぇ、かき氷って、氷削ったりシロップ作ったり、どうやって調達するのよ?」
足が痺れたのか、すっかり胡坐をかいた沙羅が問いかける。
「氷はもちろん、ペットのハムスターに削らせるであります。」
自信満々に遙が答えた。
「嫌よ、そんなペストにかかりそうなカキ氷。」
「ちなみに、シロップは勿論クマヘッドの住みかを奇襲して……」

一人で逝ってこい!!

有無を言わさず沙羅と舞は遙をかまくらの外に蹴りだした。
そのままコロコロと雪原を転がる遙。
何回か転がった後、べしゃりと顔面を雪の中に埋もれさせてその場に停止した。



「あ〜……まだ二人には分からないでありますナ……」
顔を上げ、二人に蹴られた後頭部を軽くさする。


「冷たいものを冷たいと、温度を肌で感じるその感覚が、いかに貴重であるか――」


そう呟いて遙は手のひらで雪を掬う。
雪は留まることなくさらさらと、遙の手を通って雪原に滑り落ちた。


「待ってて、『遙』。もうすぐ迎えに行くからね。」


きらきらと輝く霊は、その瞳から一滴の涙を零れさせた。




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モデル主:神音 遙様、コミュ主:天埜 邪鬼様、他関係者各位様、
途中参加にも関わらず〆切り間際までお騒がせしてしまい、大変申し訳ありません。(平伏)
少しでも楽しめるものが出来上がれば幸いです。
それでは、書かせていただきありがとうございました!

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HN:
桜庭撫子(980/前期872)
性別:
女性
職業:
女子高生
趣味:
BL漁りと(猟奇的)料理
自己紹介:
通称:ナコ様。

京都の伊勢丹でオウミ氏PLと2時間弱で作った、最強ツンデレ女王。
設定が腐女子ですが、PLはBLをあまり知りません。
よって、サブキャラ西宮碧とのツンデレが主なネタ。
まだまだナコ様は成長しきっていませんが、
どうぞ暖かい目で見てやってくださいませ。<(_ _)>
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