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  まったりセツナの偽島&その他ネトゲ日記。 本人脱力系なので、脱力して読んでください。
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@ゲーマーズの日記にだけどネ☆

あたたた、
オフレポも書きますっ、書きますってば!
これがオフレポ書く書く詐欺

偽島の結果ですか?
私よりパイ投げ器の方が強かった
だけですよアハハハ……。

いいんだ、物質転送取ったら召喚はいらない子だから。
大丈夫です、斧格闘は晩成の子なんです。


ではイベント日記を格納しておきましょうか。
これがナコOPとなります。
陰鬱な出だしなのは仕様です。


 
〜Anfang vom Ende 偽〜



――あれから、2年が経つ。


私が謎の失踪から発見されてからの事。
失踪していたと思われる空白の3カ月を取り戻せないまま、今に至る。
港で発見されてからと言うもの、
パパもママも私に必要以上に干渉するようになった。

高校3年生になってからというもの、日々の全てが味気ない。
自宅と学校と予備校を往復する生活に嫌気がさしていたのも事実だ。
英単語帳なんて、見るだけで嫌になる。

だが、変化は前触れもなくやってくる。

忘れもしない、あれは予備校から帰る途中のこと。
ママからいつものメールが入っていた。

『今日はナコちゃんの大好きなオムライスよ♪ ママ』

こんなしょうもないメールにも返信しないと心配される。
贅沢な悩みといえばそれまでだが、時折鬱陶しくなっていた。
もう少し自立しろっての。

ママからのメールに適当に返事をし、家へ急ぐ。
門限が厳しくなったもんだから、少しでも遅れるとまたお小言が来るのだ。
エントランスに入り、チャイムを鳴らす。

返事がない。いつもは一目散にママが来るはずなのに。

「ママ、私よ。ナコ。居るんでしょう?早く開けてよ、寒いから。」

チャイムを連続で鳴らしながら、とりあえず大きな声で呼びかけてみる。
最近はいろいろ物騒になってて、普段から中に人が居ても戸締りはしっかりされていた。
苛立ちのあまり、私はドアノブに手をかける。

何の抵抗もなく、玄関の戸が開いた。

何か不気味なものを抱く。説明しづらいものだが、しいて言えば虫の知らせか。
それが何なのかその時は分からなかったので、
不思議に思いながらも家の中に入って行った。

――何かがおかしい。

そう思うのだが、理由が分からない。
だが私はその理由をリビングで目の当たりにする事になる。

「――っ!!」

『それ』を目にした時、私は声を発することが出来なかった。
寧ろ、それが自然なのかもしれない。
私が見たものは――血まみれになって倒れている、両親の姿だったのだから。

★★

それは、まるで作りもののような躰だった。
濁った瞳をこちらに向け、抵抗した様子もなく背中から袈裟がけにされ倒れている。

「パパ……?ママ……?」

私はなんとか自我を取り戻し、両親の生死を確認すべく手を取る。
ぬくもりを感じない青白い手には、生きている脈動はない。

――どうして?何が?何のために?パパやママが何をしたの?

混乱した思考を止められない。
そして自分の動悸が治まった頃に訪れる――どうしようもない後悔。

――何故あの時、私は何も気づかなかった?

確かに予兆はあったはずだ。
玄関が開いている事を不審に思ったのに、何も気づかなかったなんて。
……いや。
こんな派手に人が殺されていて、何もなかったなんてありえない。

私は思いつくまま電話の子機を取り、隣の家に電話をかける。
いつも専業主婦をしている隣のおばさんなら、何かを知っている筈だ。

「……もしもし!おばさん!?驚かないで聞いてね。
 単刀直入に言うけど、私のパパとママが殺されているの!!」

出来るだけ狼狽させまいと思ったのだが、おばさんの返答は想像を絶するものだった。


「あら、ナコちゃんには両親とも居ないでしょう?」


……え?

「ずっとそうだったじゃない、おばさんをからかっているの?」

電話口でころころと笑うおばさん。この人は何を言っているの――?
頭の中が真っ白になる。何かを言おうとして口だけを動かすが、声が出ない。
そんな時だった。

「ナコちゃん、居るの?」

玄関の方から、幼い少女の声が聞こえた。

★★

声は聞き覚えのあるものだった。
私は電話を切り、入口の方に向き直る。

「……カンナ?」

思いつく名前を呼びかけた。
山吹カンナ――近所に住んでいる、小学生の私の従妹だ。

「入っていい?」

声の主はぽつりとそう言った。
まずい。小学生の目にはこの死骸は耐えられないだろう。

「入って来ないで。私がそっちに行くわ。」
「おじちゃんとおばちゃんも死んでるから?」

私の躰に悪寒が走った。
何故この子は、そんな事を知っているの――?

「カンナ、あんた何を知って――!?」
「だってカンナのママとパパも死んでたもの。」

……どういう、こと?

「学校から帰ったらね、ママとパパが血だらけで倒れてたの。
 急いで救急車呼んだけど、救急車来てくれないんだって言われた。」
「……どうして、行かないって言われたの?」

嫌な予感がする。でも、私は確かめなければならない。


「カンナにはパパもママも居ないからだって。おかしいよね。」


――何が起こって、いるの?

混乱する頭の中、私はなんとかこれまでの情報をまとめる。

私もカンナも、今日両親を何者かに殺された。
しかし今まで御近所付き合いしていた他人は、私達には元々親なんて居ないと言う。

当たり前の話だが、親が居なければ私達が生まれている筈はなく、
親の存在は絶対条件の筈なのだが――その絶対条件が、根底から否定されている。
何故親なんて居ないと嘘を言うのか……いや、カンナの場合は公共機関だ。嘘はあり得ない。
ならば――この矛盾は、何?

「ナコちゃん、そっち行っていい?ナコちゃんのお手紙預かっているから。」
「手紙……?こんな時にカンナは落ち着いているのね。」
「だって直接渡されたんだもの……知らないおじさんに。ナコちゃんへって。
 全ての謎は、この中にあるって。」

――全ての、謎?

この謎だらけの状況を打開する何かがあるのだろうか。
私は藁にもすがる思いで、カンナの待つであろう玄関へ急いだ。

「カンナ!その手紙、早く見せてっ!」

呆けているカンナから手紙をひったくる。
封を開け、中に入っている紙切れを広げた。そこには。


『これは、日々退屈を感じている諸君への招待状――』


心拍数が急速に上がっていく。
これを貰うのは、初めてじゃない。私はかつて――これを受け取った。
そしてある島へ行き、さまざまな人に会った。そして――。


全てを、思いだした。


私の中に蹲っていた空白の3カ月が急速に埋まっていく。
そうだ、私はかつてそこに行き、沢山戦って。

最後にあの男――『全てを狩る者』に会った。

彼の刃に倒れた私は、今まで2年間、全てを忘れていたのだ。

「……カンナ。」

心配そうに私を伺っているカンナに声をかけた。
この不可思議な状況も、奴が関わっているのかもしれない。
だとしたら……カンナを一人にしておくのは危険だ。私はそう判断した。


「私についてきなさい。これからは、私が守ってあげるから。」


何故こんな事になったのか。誰が何をしたのか。
自分は確かめなけれなならない。それにもう、ここには居られない。そう感じた。
私は招待状を握りしめ、物言わぬ躯をそのままに家を後にした。



To be continued......

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桜庭撫子(980/前期872)
性別:
女性
職業:
女子高生
趣味:
BL漁りと(猟奇的)料理
自己紹介:
通称:ナコ様。

京都の伊勢丹でオウミ氏PLと2時間弱で作った、最強ツンデレ女王。
設定が腐女子ですが、PLはBLをあまり知りません。
よって、サブキャラ西宮碧とのツンデレが主なネタ。
まだまだナコ様は成長しきっていませんが、
どうぞ暖かい目で見てやってくださいませ。<(_ _)>
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