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  まったりセツナの偽島&その他ネトゲ日記。 本人脱力系なので、脱力して読んでください。
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只今「高校生の夏休み」コミュでナコ様達はバカンス中なので、
5日目の日記をバカンスとして現在作成中です。

んで、実はボツになった「幻の5日目」も存在するんですね〜。( ´ー`)y―┛~~ 

なので、4日目の日記テンプレを今回は早めにやっておこうと思います。
今回は碧視点です。Eno1917 オウミ氏の日記と合わせて読むとより楽しめるかと。
いつもの如く、PTメッセもつけてます。

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The another turn 1

お父さんやお母さんは、元気だろうか。
僕はこの不思議な島に難破してから、四日が過ぎた。

そして、僕が彼女と出逢って四日目になる。

僕と行動を共にするこの娘は、ナコという。
本名はまだ教えてもらってない。どうやら、自分の名前が気に入らないらしい。
彼女はすごい子だ。出逢った当初もそうだったが、
彼女はその細腕では及びもつかない手さばきでモンスターと戦う。
こんな華奢な子が巨大なオブジェを担いで敵を薙ぎ払うのだから、現実とは小説より奇なるものである。
僕達はオウミさん、ハーミットさんという道案内も得、順風満帆に旅を続けていた。
……ある二点を除いては。
そう、問題は最初から二つだけだった。


一つは、彼女が男同士の恋愛にしか興味を示さない腐女子だということ。
もう一つは、そんな彼女に僕が一目惚れしてしまったという事実。


自分で言うのも何だが、痛い……痛すぎる。
惚れた相手の一番近くに居ながら、恋愛対象の一番遠い場所にいるというこの現実が。
彼女は僕の『彼氏』を探すと言って士気を上げているが、
僕が好きなのは他でもない、彼女なのだ。
気づいて欲しい……でも、気づいてくれる気配は微塵もない。
そんな悶々とした時間を過ごしながら、はや日は暮れて今日はここでキャンプを張ることになった。
オウミさんは僕達子供に気を使ってか、見張りは自分が、と言ってくれた。
ハーミットさんは……ここにはいない。あの人は、一体何を考えているんだろうか。
まぁ、いいや。
僕達二人は、焚き火の傍で仮眠を取ることにする。


今、僕のすぐ隣に彼女が居る。
昼間では想像できないほど無防備な寝顔で、彼女が眠っている。
野暮ったい毛布から彼女の白い腕が、僕に向かってのびてきた。
何を掴むともないその手は、宙ぶらりんのまま地面に落ちる。
白魚のような指が、焚き火に照らされてぴくりと動いた。


――手ぐらい握っても、いいよね?


僕は彼女の寝顔を眺めながら、締め付けられる胸を掴んだ。
本当なら黒髪を撫でたい、顔にさわりたい、唇に触れたい――
しかし、そんな寝込みを襲うような真似をして彼女に嫌われるなんて耐えられない。
手を握るくらいなら、いくらでも言い訳は出来るだろう。
ヘタレと思うこと勿れ。僕だって自分が可愛いのだ。
深呼吸をして、彼女の腕に手を伸ばし――


僕と彼女の間に突き刺さっていた、巨大な手裏剣を目に留めて絶句した。


しまったぁ!こいつの存在を忘れていた!!

「ここから先は私の陣地、勝手に越えてこないでよね。コイツ、刺しておくから。」


土地の区分けをするには、あまりにも目印が凶悪過ぎるよ!

僕と彼女の間には、海よりも深い溝があるのだと改めて実感した。
必要以上に疲れ、気持ちが萎えてしまった僕は諦めて寝ることにした。


その時、微笑を浮かべたオウミさんと目が合った


しまったぁ、こいつの存在も忘れていたぁ!!
マズイ、今の光景を一部始終見られているなんて僕的に耐えられない。
というか、このことを彼女に報告されたら僕は破滅だ。
――どうする、どうしたらいい!?
そんな思考が僕の頭を旋回している間、オウミさんはただ微笑んでいた。


大丈夫、この人は大人なんだから。


落ち着け、僕。相手は大人だ。大人なんて都合が変われば黒を白と言う人種だ。
よしんばオウミさんに今の僕の無様な哀愁劇を見られたとしても、
大人であるオウミさんはきっと分かってくれるはずだ。彼も同じ男なんだから。
僕はつとめて平静を装い、オウミさんに笑いかけた。


「やはり外だと寝つきが悪いですね。では、おやすみなさい。」


死ぬほど恥ずかしい気持ちは兎に角押し隠し、僕は慌てて毛布をひっ被った。


To be continued?

(※この日記は、Eno.1917 オウミ・イタドリ氏の日記と合わせて読むとより楽しめます。)


★★★



ナコ(872)「ハ〜イ!皆さん注目!(強引にハーミッドの腕を引っ張り)コ・チ・ラが、今日から仲間になるハーミッド先生でぇす★(←思いっきりブリっこな声で)さぁ先生、自己紹介を兼ねて眼 鏡 取 っ て (はぁと)」

碧(872「……なんで自己紹介に眼鏡を取る必要があるの……。」


ナコ(872)「眼鏡を取らないと意味がないからよ言ったでしょう?『萌えない人には興味ない』って。」


碧(872)「やっぱり僕の相手役なんだその人。僕の意思って一体……まぁ、宜しくお願いします。」

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プロフィール
HN:
桜庭撫子(980/前期872)
性別:
女性
職業:
女子高生
趣味:
BL漁りと(猟奇的)料理
自己紹介:
通称:ナコ様。

京都の伊勢丹でオウミ氏PLと2時間弱で作った、最強ツンデレ女王。
設定が腐女子ですが、PLはBLをあまり知りません。
よって、サブキャラ西宮碧とのツンデレが主なネタ。
まだまだナコ様は成長しきっていませんが、
どうぞ暖かい目で見てやってくださいませ。<(_ _)>
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