まったりセツナの偽島&その他ネトゲ日記。
本人脱力系なので、脱力して読んでください。
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久方ぶりでございます。
こちらの都合で更新が滞ってしまい、本当に申し訳ないです。(´・ω・`) ようやく身辺整理もついてきたので 次回から日記とか個人メッセとか復活させようと思います。 (個人メッセに関しましては少しずつになりますが(汗)) 日記とか個人イベント中にも関わらず流れぶった斬ってすいません。 ○| ̄|_ お休みしている間にいろいろネタも溜まりました。 広島オフに参加させて頂いたり、 むっつりコミュで碧が闘技大会に出場する事になったり。 書かねばとは思っているのですが、もう少しお待ちくださいませ。 ちなみに空白の時をこんな風に過ごしてました。 皆まで言うな。 やっつけ仕事なのでお見苦しい点はありますが、 もうエキスパートで2週目やってます。 (´ー`) プレイ時間?100時間超えてますが何か? まぁゲームの話はこれくらいにして、今週の雑感をば。 徒手空拳の下方修正は嘘だと言ってくれ。 まぁ噂では鞭技とのコンビが凶悪だからそれ関係じゃないかという話ですが。 っていうか結果を拝見しましたがあれはすげぇ。 一瞬鞭を取っておけばよかったと思いましたが、 DOS疑惑が加速するので止めておきます。 後はちょっと合成のお話。 ちょっと前の話ですが、 合成54強制合成30の状態で 合計合成強度669の異種装備合成に成功しました。 (ちなみに結果強度を計算すると ほぼ合計合成強度×0.6の値をキープしています) ただ、これでは強度700以上の合成が不安なので 強制合成40まで上げることにしました。これで700以上いけるといいのですが。 ではかなり前になりますが、イベント日記第参話を収録しておきますね。 ~Erwachen 第参話 『仮衣』~
「ナコさんは一体どうしてしまったんだろう……。」 碧より遅れて駆け付けたオウミは呟いた。 珍しいことに、 いつもは自分のLABOに閉じこもっているハーミットも一緒だ。 「何だか、僕が水の小瓶をあげた後から様子がおかしいんですよ。」 顔を曇らせる碧。 露店で買ったその瓶について話す時、 それを売ってくれ、相談にも乗ってもらっている 気のいい朗らかな店主まで悪く言っているようで心が痛む。 「しかし、私が見た限りでは普通の水の瓶でしたよ。 呪術の類がかかっているとは思えませんが。」 淡々とハーミットは答える。 「先生が持っているんですか?!」 「ええ。撫子さんの様子が最初におかしくなった後に 碧君に頼まれて預かっているんですよ。 私に言わせれば何の変哲も面白見もない優美なだけが取り柄の飾りですがね。」 「……先生。僕の恩人の作品を悪く言うのはやめてください。」 空気を読もうともしないハーミットの発言を碧が遮った。 「まぁつまりはですね、あの瓶自体は何の害にもなっていないはずなんです。」 ハーミットははっきりと言いきった。オウミと碧は揃って首を傾げる。 「じゃあなんで……?」 「原因は別にあると考えるのが妥当ですね。つまり―― 問題があるのは、撫子さんの方ではないかと。」 そう言ってハーミットは懐から水の小瓶を取り出した。 水の魚が泳ぐ小瓶は、夕日に照らされて茜色に輝いている。 「どういう経緯かは知りませんが、 この瓶が撫子さんの狂気の引き金、 いわゆるトリガーの要因になってしまったんだと思われます。」 冷静な物腰は、時に真剣な者の癪に障ることがある。 碧は平静を保つハーミットにくってかかった。 「そんな!ナコちゃんはこの島に来るまでは普通の女子高生だったんです、 何で普通の装飾品にトラウマ抱えないといけないんですか?! 実際最初、彼女にこれをあげた時とっても喜んでましたし!!」 「……碧君、大事な事を忘れてはいないだろうか?」 暫く沈黙を守っていたオウミが、ゆっくりと口を開く。 「彼女の中にはもう一人、眠っていることを。」 言われて碧は思い出した。 ナコにも自分にも、『もう一つの魂』が眠っているのだと―― ★★ オウミは知り得る限りの情報を話した。 ナコにはもう一つの人格が眠っているということ、 今までその人格が出てくることがままあったこと、 『彼女』が言うには、自分はナコに危害を加える気はないのだということ。 どうやら確信を持ってなかったのはハーミット一人のようだったが、 ポーカーフェイスで聞き流しているあたり、ある程度予測はしていたのだろう。 「成程。別人格に影響されましたか。」 感想もあっさりとしたものだった。 「しかし、多重人格となると厄介ですね。 少し私の部屋で文献でも探してみますか……心理学関連の書物に何かあるかもしれない。」 そう言うなり、ハーミットは瓶を懐にしまい込む。 オウミの説明を聞いても『二つの魂』の発想には結びつかないようだった。 「……先生、僕も一緒に行ってもいいですか?」 「碧君が?まぁ構いませんけど。薬害は自己責任でお願いしますよ。」 ハーミットはその言葉を残した後、 さっさとLABOへ引き上げてしまった。無言のまま碧も続く。 一人取り残されたオウミは、とりあえずナコを捜すことにした。 ★★★ 「ナコさんどこに行ってしまったのだろう……?」 オウミは一人、遺跡の中を彷徨い歩いた。 彼女は今、とてつもなく情緒不安定な状態にある。 とかく危険の付きまとう遺跡の中に放り出しておくわけにはいかない。 みんな心配しているのだ、特に―― そこまで考えて、オウミはふと歩みを止めた。 ――何故、『一番ナコを案ずる者』が彼女を捜さないのか? どうしても、腑に落ちない。 その時、考え込んでいるオウミの後ろから微かに物音が聞こえた。 槍を構え、いつ化物に襲われてもいいように準備をする。だが。 「何をそんなに警戒しているんだか。アンタは殺気の有無も分からないの?」 聞き覚えのある声だ。忘れるはずがない。 「良かった、ナコさん無事で……」 振りかえって、オウミはナコの姿を確認する。 そして、そのまま言葉を失った。 「流石は腐っても戦士、見ただけで分かるんだ?」 真紅の瞳が、オウミを射竦める。 「何故……何故、『貴女』がここに居る!?」 ようやく出る声を絞り出す。 そう、オウミの眼に映ったナコは、彼の知り得る『もう一人』のナコだった。 オウミの脳裏に、一瞬自分は謀られていたのではないかという疑惑がよぎる。 『彼女』はそんなオウミの考えを見透すかのように目を細めた。 「いろいろ心配事は尽きないようだけど、これはあの娘が望んだことよ。 今、あの娘――ナコは、意識の底に沈んでる。 ……最も、全ては私の所為なんだけれどね。」 「!? やはり貴女はナコさんの身体を乗っ取るつもりで……」 思わず槍を突き付けてしまうが、『彼女』は難なくそれを受け流した。 「まぁ話は聞きなさい。 ナコはね、残されていた私の最も穢れた残滓記憶に取り込まれてしまったの。 地獄を這うような記憶に侵されて、心が壊れてしまったんだよ。」 「心が壊れる……?」 「詳細は伏せておくけどね、あの娘は今自分を確立することが出来ないんだ。 しょうがないから私が出てきたって訳。 ……このまま『アイツ』を野放しにしておく訳にもいかなくなったしね。」 そう言って『彼女』は顔を歪めた。怒りと悲しみを無言のまま噛み潰す。 「『アイツ』? もしかして貴女はナコさんの異変の原因を何か知っているのか?!」 「だからさっきから言ってるだろう?私の所為だと。」 オウミの表情が明るくなった。一筋の光明を見出したからだ。 「ちょっと待ってくれないか?今、碧君を呼びに……」 「それは駄目。」 『彼女』は、オウミを一言で止めた。 「あの子……碧は駄目。 ナコをこんな目に合わせたそもそもの原因は、碧の―― 碧の中に潜む、『もう一つの魂』だから。」 「え……?」 オウミは『彼女』に言われて、ずっと以前の碧の言葉を思い出す。 ――あんたには分かるものか!! 毎日自分の中に潜む別者に怯える恐怖、それと戦う辛さなんか!! ……そうだ、彼の中にも居たのである。もう一つの魂が。 それがナコに対し、何らかの危害を与えていたとしたら――。 「とりあえず、暫くは私が『ナコ』として動くから。 アンタは碧に悟られないようにもう一人とコンタクト取ってくれる?」 『彼女』は何を考えているのだろうか。 その時のオウミには、到底及びのつくものではなかった。 ★★★ 一方、LABOでは―― ハーミットと碧が埃の被った書物を片っ端から漁っていた。 「……先生、もう少し整理しましょうよ……掃除しろとまでは言いませんから。」 「物というものは使う頻度の高いものを近くに置く方が便利なんですよ。 心理学なんてあんまり私の趣味ではありませんからね。」 毒薬や毒物に関する本ならそこらじゅうにあるというのに。 碧は呆れながらも、棚の上にあった琥珀色の液体の入った小瓶を手に取った。 「先生、この瓶には何が入っているんですか?」 「それは……ああ、生物実験済みの試薬ですね。」 ハーミットはにやりと笑った。 この人は自分の興味を引く事になると上機嫌になる。 長い付き合いの中で、碧はパーティメンバーの性格は知り尽くしていた。 「今度はどんな毒薬を作ったんですか。」 「物事を決めてかかるのはいけませんね、まぁ劇物には違いありませんが。 経口吸収型で遅行性の毒ですからくれぐれも飲まないように。 まだ後遺症の調査が残ってますし、その瓶一つで人間の致死量はありますからね。」 そっぽを向いたままでハーミットは答える。 碧はしばらくその瓶を見ていたが、軽くため息をついた。 「……研究もほどほどにしておいてくださいね。」 少年が放ったその言葉に、勿論ハーミットが耳を貸すわけはなかった。 To be continued... -------------------------------------------------------------------------------------- 【予告】 器に入った仮の魂。本物の少女を求め少年は奔走する。 絶対的な存在の前に、少年に勝機はあるか。 第四話 『誤算』は第46回更新回掲載しました。 ブログ補完は今暫くお待ちくださいませ。
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プロフィール
HN:
桜庭撫子(980/前期872)
性別:
女性
職業:
女子高生
趣味:
BL漁りと(猟奇的)料理
自己紹介:
通称:ナコ様。
京都の伊勢丹でオウミ氏PLと2時間弱で作った、最強ツンデレ女王。
設定が腐女子ですが、PLはBLをあまり知りません。
よって、サブキャラ西宮碧とのツンデレが主なネタ。
まだまだナコ様は成長しきっていませんが、
どうぞ暖かい目で見てやってくださいませ。<(_ _)>
京都の伊勢丹でオウミ氏PLと2時間弱で作った、最強ツンデレ女王。
設定が腐女子ですが、PLはBLをあまり知りません。
よって、サブキャラ西宮碧とのツンデレが主なネタ。
まだまだナコ様は成長しきっていませんが、
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