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  まったりセツナの偽島&その他ネトゲ日記。 本人脱力系なので、脱力して読んでください。
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スーパーチキレタイムに自分が参加できるとは思いませんでしたよ、まじで。
更新は今晩になる予定らしいので、今のうちに日記テンプレを済ませておきます。
今後更新が日曜昼になったら、自分もいずれチキレに参加できるようになるでしょう。
(平日は……ムリ!!死ぬマジで)
例のごとく、PTメッセやつぶやきも掲載しておきます。

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気がつくと、私は昏い洞窟の中に居た。


――あれ?私、さっきまで砂漠にいたんじゃなかったっけ?


碧が「案内人を探す」と言ってこの場を去り、砂地に生えた低木の傍に腰掛けて水を一服。
そのあとの記憶は覚えていない。何故か、私は洞窟の中にいたのだ。


「……お母様……やはり憶えていらっしゃらないのね……。」


振り向くと、そこには白いワンピースを着た人型らしい女性が立っていた。
角が生えている所を見ると人間ではなさそうだが、
長く艶やかな藍髪と抜けるように白い肌を持った、とても美麗な女性だった。
それは不覚ながら、この私が見蕩れて言葉を失うほどに。


――アナタ、誰よ――!?


言葉にする前に、女性の口から心地よい声が零れた。

「よく、聞いて……お母様。お母様は、今、全ての記憶を……失って、いらっしゃる……
 戦いの、記憶も……全て。
 今の貴女は、とても、弱いわ……私を解放する事は、おろか……
 武具を使う事も、ままならない……。
 心を、澄まして……私の声を、聞いて……。戦いの中で生きた、お母様なら、必ず――」

だから私は、母親になった覚えは一つもないのだが。
そう言うよりも早く、天井から光が差し込んできた。光を浴びて、女性が呻きだす。

「……やはり、死に至った者に、時間は与えられないのね……お母様、どうか、ご無事で……」

その刹那、光に掻き消されて女性は消えた。彼女は最後まで、私を『母』と呼んでいた。
意味が分からぬまま、また私は洞窟の中に一人、取り残される。
――参ったな……一人は嫌いなのに。
そんなことを考えている時に、聞き覚えのある声が私を呼んだ。



★★★



「ナコちゃん起きて、こんな所で寝てたら風邪引くから。」

懐かしく思う、碧の手が私の肩をゆさぶった。夢を見ていたのか、私は。
朦朧とする頭を抑えて、私はゆっくりと立ち上がった。
砂漠を甘く見てはいけない、日が暮れれば気温はぐっと下がるのだ。
体に張り付いた砂を払い、私は自慢の黒髪をかきあげる。

「んで?見つけたの?案内人とか。」
「うん!快く引き受けてくれたよ!!こちらが――」

嬉々として誰かを連れてくる碧。私はその姿を確認して絶句した。


萌えねぇ!!



無理!いくらカップリングの守備範囲の広い私でも、この人では考えられない!!
っていうか、ありえないから!想像できないから!!この人じゃあ!!


――碧、どこまでも使えない奴め……。


私は心の中で舌打ちをしつつ、表面上は愛想笑いを作り、微笑んだ。
オウミと紹介されたその人は、私の愛想笑いに笑顔で返す。


この人、天然?


顔さえもう少し良ければいい素材なのになぁと思いながら、私は肩を落とした。



★★★



とりあえず、遺跡に詳しいらしいオウミさんを頼っていくしかなさそうだ。
しばらくは行動を共にし、折を見て整形を薦めてみようと私は頭を巡らせた。


(オウミ氏、本気でごめんなさい_| ̄|●)


★★★


ナコ(872)「何 な の よ ?!この色気のないセレクトは!全っ然萌えないじゃない!!」

碧(872)「ごめん!でもね、ナコちゃん。オウミさんはとってもいい人で……」

ナコ(872)「萌えなければ意味がないのよもういいっ!私が碧の相手役を探してくるわっ!!(くるりと背を向けて、あさっての方向に駆け出す)」

碧(872)「待って!ナコちゃん、僕の相手役って男?!いやいやいや、そうじゃなくて!!待っ……ああ、行っちゃった……。オウミさん、すいません。彼女、悪気はないんです。本当に。すいません!!(ぺこぺこ)」

オウミ(1917)「(ナコと碧の様子を交互に見比べ)??…えーと、よくわからないけど…とりあえず、僕の仕事は案内と護衛でいいんだよね?
    大丈夫。できる限りの協力はさせてもらうから」

オウミ(1917)「―――!待った、さすがに一人で遺跡の中をウロウロしたら危ないよ?!(先にゆくナコの後を追いかけた)」


★★★


ナコ「……と、勢いで飛び出してみたものの、どこに居るかな〜?」

ナコ「碧が受けなら、適度に筋肉がある方がいいかな。いいや、逆にインテリで背の高い人の方がいいかも?!(いろいろ思案しながら歩いている)」

ナコ「(思いついたように)!? あの人……は眼鏡が野暮ったい……ちょっと待った!ア レ はいわゆる『眼鏡の下には美青年』の法則?!(いきなり駆け出す)」

ナコの頭の中「(いきなり声がする)待ちな、気配を消してはいるが、招かれざる客が居るみたいだよ。

ナコ「(あたりを見回し)何?なんなの?なんなのよぉ!?」

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プロフィール
HN:
桜庭撫子(980/前期872)
性別:
女性
職業:
女子高生
趣味:
BL漁りと(猟奇的)料理
自己紹介:
通称:ナコ様。

京都の伊勢丹でオウミ氏PLと2時間弱で作った、最強ツンデレ女王。
設定が腐女子ですが、PLはBLをあまり知りません。
よって、サブキャラ西宮碧とのツンデレが主なネタ。
まだまだナコ様は成長しきっていませんが、
どうぞ暖かい目で見てやってくださいませ。<(_ _)>
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